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東京 千代田区の建築

東京駅






日本最大級の駅で、面積は東京ドームの3.6個分、1日あたりの発着列車本数は約4000本。東京駅の建設が始まったのは明治41年だが、当時の丸の内一体は、「三菱が原」と呼ばれる広大な荒地で地盤がゆるかったため、1万5千本もの松の木を埋め込み、地盤を固めたと言われている。また、骨組みには3500トンもの鉄骨が使用され、建設に関わった職人は74万人という大工事だった。その陣頭指揮に当ったのが建築家の辰野金吾である。着工から6年後の大正3年、日本最大の駅が完成した。しかし、当時の評判は芳しくなかったようだ。




1986年、照明デザイナーの石井幹子さんは、東京駅のライトアップを依頼された。国鉄からJRに移行する時期で先行きが暗く、「何とか明るい話題を作りたい」という理由からだった。駅舎の壁や煉瓦がボロボロだったので、壊して高層ビルを建てる予定だったところ、フワッとした明かりに照らされた駅舎を見た人々が昔の姿を思い出し、やっぱり保存しようということになったそうだ。
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